大阪大学発バイオベンチャー・株式会社エバンス ロゴタイプ

「エビデンス(科学的根拠)に立脚した、治験、臨床試験などの医療情報を構築し、社会に提供する」という使命をロゴタイプに表現しました。

エビデンス=科学的根拠とは

エビデンスは、日本語に訳すと「根拠」や「証拠」という意味になります。
医薬品、医療機器、サプリメントや美容商品で用いる場合には、よく「科学的根拠」という言葉が使われます。

つまり、治験、臨床試験などの研究結果から導かれた「裏付け」があることを意味します。

「できるだけ健康や美容に良いことをしたい」という思いは、多くの人々に共通の願いだと考えます。
その願いに応えるために、多くの研究による実証実験が行なわれ、その結果に基づいて、多くの健康法や美容法が開発されています。

この実証実験を企業のみなさまとともに実施し、治験、臨床試験などの研究結果である「科学的根拠」を構築するのが私たち「美医機構=Belab.」の役目なのです。

美医機構=Belab.では、原則的にランダム比較化試験を実施し、客観的に治療効果を評価することを目的とした研究試験を行っています。
この試験により得られた結果は、メタアナリシスに次ぐ、質の高い科学的根拠(エビデンス)となっています。
健康食品、理美容品などに含まれる成分のみを研究し、この成分があたかも人体に良好に作用するかのように表現されている、広告の一種とはまったく異次元の研究試験であることは明らかです。

ランダム比較化試験を実施するメリット

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企業が自社製品に対して「エビデンス=科学的証拠」を構築しようとし、一般的な研究機関に製品を持ち込んだ場合、通常は最も下位にある「基礎研究(動物・細胞実験=個別研究)」から研究が開始されます。
その後、順を追って上位の研究へと推移しますが、段階を追うごとに費用と時間が必要となります。
結果的に、大きな費用と時間をかけたにもかかわらず、「観察研究」程度のあまり質の高くないエビデンス=科学的根拠しか手に入れることができない場合も多くあります。
一方、美医機構=Belab.が実施する研究は、最初から「ランダム化比較試験(前向き・治験研究)」となっており「メタアナリシス」に次ぐ質の高い、科学的根拠(エビデンス)となっています。
これにより、良質な科学的根拠(エビデンス)を入手できるとともに、製品の開発から販売までの時間を大幅に短縮し、さらに試験費用も大幅に削減できます。

以下に美医機構=Belab.が行った試験の一例を掲載します。
なお、この試験結果はコメントを除き、「大阪大学発バイオベンチャー・株式会社エバンス 近藤 礎 医師 医学博士」のキャプションを付してホームページ、パンフレットなどに掲載することが可能です。

公表できる試験結果

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※コメント
「イヌリンによるHbA1c(NGSP)の変化」は、20人に対して行った試験である。
20人をA郡(コントロール)、B郡(イヌリン)二つの郡に分け、実際に製品であるイヌリンをB群に摂取した。
結果が表のとおりである。
開始時において、A郡・B郡共に全員がNGSP国際基準による糖尿病であった。
3ヶ月後には、B群の全員がNGSP国際基準以下となった。
この結果は、実際に実施された試験結果として公表可能であることから、同業他社の類似製品との差別化を図るうえで極めて有効なツールとなる。