実生(みしょう)ゆずとは

実生ゆずとは、『天然のゆず』のことです。
スーパーなどで見かける”ゆず”は、ほとんどが接ぎ木して栽培された”人工的なゆず”です。
野生種(天然)とは味・香りはもちろん、効能・効果が大きく異なり、まったく別のものといえます。

実生ゆずは、土中に埋められた種から発芽。約18年かけて成長し、ようやく実を結びます。
成長の過程において、きびしい自然界から長期間に渡りたくさんのエネルギーをいただき、それを果実の中に凝集して蓄えています。

『実生ゆず』生育地は、きびしい自然の急傾斜の里山

老化予防効果、美肌・若返り効果を科学的に検証した

ヒト治験により、実生ゆずの老化予防効果、美肌・若返り効果を検証した。結果、ヘスペリジン(参照)による血中の8-OHdG濃度が改善し、老化予防効果が確認された。

8-hydroxy 2’ deoxyguanosine (8-OHdG / 8-oxo dG :以下 8-OHdG)
は、 DNA を構成する塩基の一つ deoxyguanosine ( dG)の 8 位が ヒドロキシル化され 構造を持つ DNA 酸化損傷マーカーである。
dG は DNA の4種類の塩基のうち最も酸化還元電位が低いため、活性酸素による酸化を受けやすい。
このためdG の主要な酸化生成物である 8-OHdG は活性酸素による生体への影響を鋭敏に反映する。
現在最も広く用いられている酸化ストレスマーカーの 一つである

また、線維芽細胞を用いた基礎研究では、 ヘスペリジンが ①加齢、②紫外線(UVA・UVB)による老化遺伝子・蛋白質であるMMP1、MMP9を抑制することが確認された。

さらに、メラノーマ細胞を用いた美白試験では、実生ゆずの成分は、細胞のメラニン色素増殖を抑制した。

ついで、有意性検証を目的に、ヒト皮膚における美肌・若返り遺伝子の発現を解析した。

結果、上皮細胞増殖因子(EGF)、線維芽細胞増殖因子(FGF)、インスリン様細胞増殖因子(IGF)、トランスフォーミング増殖因子(TGF)などの発現が箕面の実生ゆずにより増加した。
また、これらの遺伝子の発現は、高知県産の接ぎ木ゆずよりも有意性を認めた。

米国デザイナーフーズ計画

1994年 アメリカ国立がん研究所は、植物性食品でがんを予防するという「デザイナーフーズ計画」を発表している。
このとき、がん予防に効果が期待できる食品の一つとして柑橘類が挙げられた。
現在、柑橘類に含まれているがんの抑制成分は、d-リモネン、リモノイド類、ヘスペリジンと考えられている。
ユズは、このすべてを含んでいる。
しかも、リモノイドの一種であるリモニンは、ユズの場合、果実部分に比べて種子に1800倍も多く含まれている。
ヘスペリジンも、ユズの果実部分と比べると、袋には50倍、スジには100倍も含まれているといわれている。

血流の改善効果

実験では、恒温室(室温25℃、湿度50%)で体を慣れさせた被験者の手足を冷水に浸し、その後、サーモグラフィーで皮膚の表面の温度が回復するまでの時間を調べた。
その結果、ユズの種子の抽出物を接種したグループは、接種していないグループよりも手足の表面温度が早く回復することを確認した。
この結果から、ユズの種子の抽出物によって血流が改善したことがわかる。
血流をよくするユズの成分ははかにもある。
代表的なものはヘスペリジン、ナリンギン、リモニンである。
これらはいずれも苦味のもととなる成分。
このうちのヘスペリジンはビタミンPの一種で、ユズにはレモンの3倍、みかんの20倍も含まれているといわれている。
がんの抑制作用や血流促進作用のほかにも、抗酸化作用や血中コレステロールの改善、抗アレルギー作用、糖尿病や高血圧の予防・改善など、さまざまな効果があると考えられている。

メタボリックシンドロームにも有効

ラットを使った実験では、メタボリックシンドロームに対して、ユズの種子の抽出物がどのような反応を示すのかを調べた。
実験では、高脂肪・高コレステロール食を与え続けたラットを二つのグループに分けて、片方にユズの種子の抽出物を与えた。
その結果、ユズのゆずの種子の抽出物を与えたグループは、食事の摂取量が増えたにもかかわらず、体重、体脂肪は減少。さらに、血液中の総コレステロール値にも減少傾向が確認できた
このグループでは、ほかにも、いわゆる善玉コレステロールと呼ばれるHDLコレステロール値が上昇したり、体内で脂肪を合成する酵素の働きが抑えられ、脂肪の代謝を促す酵素が活性化することがわかった。
この実験の結果から、ユズの種子には脂肪肝や内臓脂肪の蓄積を予防し、メタボリックシンドロームのリスクを軽減する力が期待できる。

ユズの種子の抽出物に抗ストレス作用

ユズの種子の抽出物に抗ストレス作用があることもわかった。
被験者に一定のストレス負荷を与えて脳波や唾液の状態を調べてみると、ユズの種子の抽出物を与えたグループはそうでないグループに比べると、ストレス負荷後、脳のリラックス状態を示すα波が早く出る。
また、ストレスを感じると唾液中に増えるたんぱく質も、ほとんど増えなかった。
この実験結果から、ユズは果実や皮だけでなく、種子やワタの部分の栄養もうまく取り入れれば、健康や美容によい反応が期待できると思っている。

肌の水分量の変化

23~41歳の女性8人に、ユズの種子の抽出物を4週間服用してもらい、肌の水分料の変化を調査。 この実験では、肌の水分料は平均62%から66%まで上昇。 実験後のアンケートでも「乾燥度合いが改善した」「化粧ののりがよくなった」「肌荒れが改善した」などの体感を確認している。

ゆずに関する有意な情報

『老化予防効果、美肌・若返り効果を科学的に検証した』の項に記載のとおり、実生ゆずには科学的に検証されたエビデンスがある。
この項では、みなさまの利用に際して、さらに有意義な情報を掲載します。

Be19が有する「実生ゆず」ヘスペリジン(ビタミンP)の法則と アインシュタインの「ブラウン運動」の法則

理論上、Be19が無効な変異ウイルスは存在しない!(仮説)

今回、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の滅菌・感染制御試験に使用した細胞株(data not shown)は、新型コロナウイルスと同じ細胞膜構造をもつコロナウイルスであり、本試験はコロナウイルスの細胞膜経由感染を阻害する効果や細胞破壊効果を検証する研究を目的とした。

実生ゆずのヘスペリジン(ポリフェノール属・ビタミンP)は、コロナウイルスのスパイクと結合し、新型コロナウイルスのヒト感染を抑制すると示唆された。
また、Be19のナノ化(8nm・1nmは1mの10億分の1)した粒子がアインシュタインのブラウン運動をしながらウイルスの細胞膜原子を剥ぎ取り細胞膜を破壊する。
大阪大学発バイオベンチャー・株式会社エバンス・株式会社ビズジーンによる第三者試験により、Be19の30倍希釈液とコロナウイルスの10分間接触により99.99%の滅菌効果が得られた。
試験報告書 成績番号 VG2011

第三者機関(大阪大学発ベンチャー)で以下の試験を実施済み。

新型コロナウイルスに対する、実生ゆずのヘスペリジン(ビタミンP)の法則

世界の研究報告のレビュー

■実生ゆずのヘスペリジンが、新型コロナウイルスのスパイスタンパク質に結合し、ウイルスが宿主細胞の受容体(ACE-2)に結合するのを阻害する。
■実生ゆずのヘスペリジンが、自己免疫機能をアップして、ウイルスの感染を防ぐ。
■実生ゆずのヘスペリジンが、サイトカインストームを防ぐ。